現地調査

特許性調査
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現地調査の内容

 お現地調査は建物の状況と周囲の状況を確認します。計測後に資料として何枚か写真を撮らせていただきます。

内部計測(レベル計測)

 

 レベル計測にはレーザーレベル(墨出器)を使用します。

レーザー墨出器はレーザー光を壁面に照射し、水平・直角などの基準となる線を出す精密測定工具です。機種により相違はありますが±1mm/5mの精度があります。

 レーザーレベルは2台を使用することが多く、据替を行いながら建物全体に水平レーザーを一定に保ちながら床からの寸法を計測します。距離が離れるとどうしてもレーザー線が太くなるため据替が多いと再度計測した際に~5mm程度の誤差が生まれることもあります。

 玄関など周框や床がない場合は天井を計測します。ただし天井施工は仕上げ自体が誤差が有ることが多く、玄関天井を修正基準点とする事はほぼ有りません。

 段差などは段差の寸法を計測値から引くことで全体を同じ基準で沈下量を出します。和室の畳間に関しては雑巾摺があれば天端計測します。洋風和室の場合は畳天を計測しますが畳自体に不陸があるので誤差10mm近く出る場合があります。

 カーペット敷きで荷物があり直接仕上げが図れない場合は5mmを厚みとして引きます。(見積り計測の時だけです)

 どうしても計測できないのがタイル張りの浴室、タイル張りのトイレです。床は勾配が付いていますので最初からレベルではありません。腰タイルも昔の施工ですと水平器を当てて墨を出している場合もあり、目地の水平があてにできません。

 ユニットバスは天井計測を行いますが改修後のUBはユニットのみを水平に取り付けることが出来るので計測しても意味がない場合もあります。

 

 計測は各部屋を4点程度、建物全体の傾きが把握できるようにします。部分修正可能か?全体修正が必要か?を判断します。建物内部の計測が出来ないと正確な見積が出来なくなります。

 

 床下点検口があれば床下を確認します。床下作業が可能か?基礎種類や防湿土間の有無を確認します。土間ありと無しでは金額が大きく変わってきます。

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外部状況確認

 

 外部は機材機器が搬入可能か?獣医の状などを確認します。

機材搬入は3tユニックを使用することが主で、敷地内に前面道路から搬入できるかが小運搬の有無に影響出てきます。また道路からの搬入が可能でも道路が通行止めになるなら届け出など別途費用が発生します。

 機材は車庫や庭などフラットな場所に置きます。ユニックのアームが伸ばせるか、上部に障害となる線や木がないか確認します。5m×5mあると余裕をもって機材が置けます。

 次に建物周囲の擁壁状況や高低差を確認します。その状況により薬液注入工法が不可能であったり、鋼管杭圧入が必要であったりと工法選定の資料となり見積に大きく差が出ます。

 昔ながらの間知石積では目地が割れてないか、面のふくらみがないかを確認します。擁壁の場合でも割れや水抜き穴、擁壁高さも計測して積算資料とします。

 

 建物から境界線までの距離、コンクリート土間の有無や犬走りの位置を確認します。

犬走りはレベル修正に障害となる場合が多く、CON斫り作業が発生します。

 また浄化槽や配管経路を確認し、作業に影響ある配管は迂回や一旦撤去する場合もあります。その費用算定のため周囲状況は細かい箇所まで確認します。

 

 

本の後ろ学生
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現地ヒアリング

 施主様しかわからない情報など原因特定のため状況を詳しくお聞きします。

・建物が建つ前の状態

・周囲の建物状況(沈下など確認されてないか)

・いつのころから異状に気付き始めたのか?

・造成時の施工状況

沈下の原因の考察資料になります。水位が高い、盛土切土の土地である、地域的な土質など何気ない情報でも構いませんので教えて下さい。

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現地調査完了

 資料・見積送付先と送付方法(mail・郵送)を確認します。沈下修正の工法説明など行い調査を完了します。調査時間は建物の規模にもよりますが30分程度です。

 見積りは≒1週間は時間を頂きます。これは計測結果を図面にして施主様に判りやすいレベル計測結果をお渡し出来るように作図するため、その結果から工法選定と数量拾い出しをして積算する期間です。